2019.01.30 Wed
水耕栽培用の肥料と培養土の変遷
2014年1月22日から使っております水耕栽培用の肥料「大塚ハウス(=今はOATハウス肥料だとか)」。
こちら、購入当時の写真。粉状で、10キログラムの袋入りでして、1号と2号を混ぜて使います。

そして5年後の、本日2019年1月29日。1号の袋が、ほぼからっぽになってしまいました。

大塚ハウス1号の残ってる中身。

そういえば、これを買い求めた当初は、あまりに巨大な袋に恐れをなし、こんな一生もんを買い込んで大丈夫か、使い切る前に人生が終わっちまうんじゃなかろうか、と心配したもんですがねえ。5年で使い切ったことになります。
一方、2号の袋には、まだ3.5キログラムほど残ってまして。(2号は1号より少ない分量で使うので、当然残りますわなあ。)

さあて、どうしたもんかと思案。選択肢を考えてみました。
【その1】 たりなくなった1号を買いたす。
【その2】 この際、別の水耕栽培用肥料に切り替える。
…考えました結果、新しく別の肥料にしようと決断。
理由は、手間です。
大塚ハウスは、まず粉をはかり取り、いったん水で溶かします。

その溶かした水を、さらに水で薄めて使います。

これがねえ、めんどうなんだなあ。
おなじような水耕栽培用の肥料で「ハイポニカ液体肥料」というのがあるんですが、こちらはすでに液体に溶かされている状態で販売されてるので、一手間分簡単になっておるのです。
お値段を比べてみると。
・大塚ハウスの場合……
大塚ハウス1号(10キログラム)→4500円くらい
大塚ハウス2号(10㎏)→2700円くらい
合計:7200円……うちの場合、だいたい5年くらい使えた。
・ハイポニカ液肥の場合……
ハイポニカ液肥A液とB液で1セット(それぞれ1リットル入り)。この2液を水に入れ、薄めて使います。だから希釈の手間は1回のみ。
合計:6500円……たしか1年に1セット~2セット使ったと思う。
てなわけで、大塚ハウスはお値段が割安で潤沢に使えるのがうれしい。
一方、ハイポニカは、お値段が高いけど、手間が簡単。
しばし天秤にかけて思考した結果………→「めんどくさいからハイポニカ」に傾いちゃいました。
で、買いました。「ハイポニカ液体肥料1リットル入り」をドーン。さらに、培養土は今まで、バーミキュライトでしたが、「あく抜きベラボン20リットル」(2391円+送料800円)に変更し、これまたドーン。

ひえ~~、全部でおおむねイチミャンエンもする大人買いをしてしまった。(だ、だいじょうぶかお財布…)
い、いいのだ、これでいいのだ。もう買っちゃったんだもーん。
ときに、ベランダで野菜作りを始めて約10年になりますが、液体肥料の使用銘柄に移り変わりがありまして。
じつは一番最初も、ハイポニカ液体肥料だったようです。(あらためて調べてみました。)
・ハイポニカ時代:2008年→2010年【約2年間】
・大塚ハウス時代:2011年(小袋入り使用)→2014年(大袋を買う)→2019年1月【合計約8年間】
そして、再びハイポニカ時代到来、というわけであります。
なお、培養土の「あく抜きベラボン」も、じつは以前にも使用していました。
その後、バーミキュライトのほうがお安くて、近所でも買えるということでネット買いしなければならないベラボンは使用しなくなったような気がするんですが、なにせだいぶ前のことであまりよく覚えていません。
けれど近頃、バーミキュライトの品質が変わったようで、層が重なってる雰囲気ではなく、粉々にくだけた粒だけになってしまったのです。そのために野菜の育ちが悪いかどうかはわからんのですが、なんかどうも残念な気がしてねえ。

まあ、できればこの培養土もなしで水耕栽培ができればさらにお手軽でよろしいので、その方法もおいおい考えていこうじゃないのと思ってるところであります。
【追記:反省しきり】
肥料問題は、これにて万端めでたく完了と思ったのもつかの間、けさほどネット検索をしてましたら、なんと、大塚ハウスの肥料の新商品「肥料も一緒に付属してるから、あとは水だけいれればいい、1リットルタンク」
…ちなもんを発見(下記をクリックしてくだされたし)↓
Amazonさんで販売中の肥料「大塚ハウス1号と2号」
お値段は、1890円だそうで。わたくしの買い求めたハイポニカ(6150円)の約3分の1のお値段ということになりますか。
(なお他に、4リットル入りバージョンもあるようです。)
落胆、沈黙。しーーーーーーん。もはや、「謹慎」の気分であります。
あ~あ、調べ物はちゃんとしなくっちゃなあ、と思ったことでした。
がしかし。ちょっと待った~、でありました。
もう一つ、考慮せねばならん項目がありました。(長くなりそう…)
実際の使用量がハイポニカと大塚ハウスとでは異なるのです。
・ハイポニカは、水1リットルに対して、2ミリリットル入れて使います。
・大塚ハウスは、水1リットルに対して、5ミリリットル入れて使います。
ということは、「水1リットル(=1000ミリリットル)あたり、いったい何円になるか」を計算せねばならんのでした。(ああ、算数苦手。)
・ハイポニカの場合…
1000ミリリットル:6510円=2ミリリットル:X
X=12.3円
・大塚ハウスの場合…
1000ミリリットル:1890円=5ミリリットル:Y
Y=9.45円
ま、ちゅうことは、おおむね、ハイポニカ130円と大塚ハウス100円くらいのちがいって感じでしょうかね。
さあて、今度こそ、どちらを選びましょうか?
「粉をはかる手間問題」は解決してるし、送料は共にゼロ円だそうですので、買ってしまったハイポニカを使い終えたあかつきは、また大塚ハウスに戻ることになりますかね。トホホ(長文すみません。お読みいただきありがとうございます。)
それにしても、時代は変わるんですねえ。水耕栽培専門の農家の方が使うための肥料=「大塚ハウス」が、こうした小分けの商品をAmazonで販売なさるとは。水耕栽培をなさる方がふえているということでしょうか。なんかちょっと、新しい社会の動きを感じた一件でした。
こちら、購入当時の写真。粉状で、10キログラムの袋入りでして、1号と2号を混ぜて使います。

そして5年後の、本日2019年1月29日。1号の袋が、ほぼからっぽになってしまいました。

大塚ハウス1号の残ってる中身。

そういえば、これを買い求めた当初は、あまりに巨大な袋に恐れをなし、こんな一生もんを買い込んで大丈夫か、使い切る前に人生が終わっちまうんじゃなかろうか、と心配したもんですがねえ。5年で使い切ったことになります。
一方、2号の袋には、まだ3.5キログラムほど残ってまして。(2号は1号より少ない分量で使うので、当然残りますわなあ。)

さあて、どうしたもんかと思案。選択肢を考えてみました。
【その1】 たりなくなった1号を買いたす。
【その2】 この際、別の水耕栽培用肥料に切り替える。
…考えました結果、新しく別の肥料にしようと決断。
理由は、手間です。
大塚ハウスは、まず粉をはかり取り、いったん水で溶かします。

その溶かした水を、さらに水で薄めて使います。

これがねえ、めんどうなんだなあ。
おなじような水耕栽培用の肥料で「ハイポニカ液体肥料」というのがあるんですが、こちらはすでに液体に溶かされている状態で販売されてるので、一手間分簡単になっておるのです。
お値段を比べてみると。
・大塚ハウスの場合……
大塚ハウス1号(10キログラム)→4500円くらい
大塚ハウス2号(10㎏)→2700円くらい
合計:7200円……うちの場合、だいたい5年くらい使えた。
・ハイポニカ液肥の場合……
ハイポニカ液肥A液とB液で1セット(それぞれ1リットル入り)。この2液を水に入れ、薄めて使います。だから希釈の手間は1回のみ。
合計:6500円……たしか1年に1セット~2セット使ったと思う。
てなわけで、大塚ハウスはお値段が割安で潤沢に使えるのがうれしい。
一方、ハイポニカは、お値段が高いけど、手間が簡単。
しばし天秤にかけて思考した結果………→「めんどくさいからハイポニカ」に傾いちゃいました。
で、買いました。「ハイポニカ液体肥料1リットル入り」をドーン。さらに、培養土は今まで、バーミキュライトでしたが、「あく抜きベラボン20リットル」(2391円+送料800円)に変更し、これまたドーン。

ひえ~~、全部でおおむねイチミャンエンもする大人買いをしてしまった。(だ、だいじょうぶかお財布…)
い、いいのだ、これでいいのだ。もう買っちゃったんだもーん。
ときに、ベランダで野菜作りを始めて約10年になりますが、液体肥料の使用銘柄に移り変わりがありまして。
じつは一番最初も、ハイポニカ液体肥料だったようです。(あらためて調べてみました。)
・ハイポニカ時代:2008年→2010年【約2年間】
・大塚ハウス時代:2011年(小袋入り使用)→2014年(大袋を買う)→2019年1月【合計約8年間】
そして、再びハイポニカ時代到来、というわけであります。
なお、培養土の「あく抜きベラボン」も、じつは以前にも使用していました。
その後、バーミキュライトのほうがお安くて、近所でも買えるということでネット買いしなければならないベラボンは使用しなくなったような気がするんですが、なにせだいぶ前のことであまりよく覚えていません。
けれど近頃、バーミキュライトの品質が変わったようで、層が重なってる雰囲気ではなく、粉々にくだけた粒だけになってしまったのです。そのために野菜の育ちが悪いかどうかはわからんのですが、なんかどうも残念な気がしてねえ。

まあ、できればこの培養土もなしで水耕栽培ができればさらにお手軽でよろしいので、その方法もおいおい考えていこうじゃないのと思ってるところであります。
【追記:反省しきり】
肥料問題は、これにて万端めでたく完了と思ったのもつかの間、けさほどネット検索をしてましたら、なんと、大塚ハウスの肥料の新商品「肥料も一緒に付属してるから、あとは水だけいれればいい、1リットルタンク」
…ちなもんを発見(下記をクリックしてくだされたし)↓
Amazonさんで販売中の肥料「大塚ハウス1号と2号」
お値段は、1890円だそうで。わたくしの買い求めたハイポニカ(6150円)の約3分の1のお値段ということになりますか。
(なお他に、4リットル入りバージョンもあるようです。)
落胆、沈黙。しーーーーーーん。もはや、「謹慎」の気分であります。
あ~あ、調べ物はちゃんとしなくっちゃなあ、と思ったことでした。
がしかし。ちょっと待った~、でありました。
もう一つ、考慮せねばならん項目がありました。(長くなりそう…)
実際の使用量がハイポニカと大塚ハウスとでは異なるのです。
・ハイポニカは、水1リットルに対して、2ミリリットル入れて使います。
・大塚ハウスは、水1リットルに対して、5ミリリットル入れて使います。
ということは、「水1リットル(=1000ミリリットル)あたり、いったい何円になるか」を計算せねばならんのでした。(ああ、算数苦手。)
・ハイポニカの場合…
1000ミリリットル:6510円=2ミリリットル:X
X=12.3円
・大塚ハウスの場合…
1000ミリリットル:1890円=5ミリリットル:Y
Y=9.45円
ま、ちゅうことは、おおむね、ハイポニカ130円と大塚ハウス100円くらいのちがいって感じでしょうかね。
さあて、今度こそ、どちらを選びましょうか?
「粉をはかる手間問題」は解決してるし、送料は共にゼロ円だそうですので、買ってしまったハイポニカを使い終えたあかつきは、また大塚ハウスに戻ることになりますかね。トホホ(長文すみません。お読みいただきありがとうございます。)
それにしても、時代は変わるんですねえ。水耕栽培専門の農家の方が使うための肥料=「大塚ハウス」が、こうした小分けの商品をAmazonで販売なさるとは。水耕栽培をなさる方がふえているということでしょうか。なんかちょっと、新しい社会の動きを感じた一件でした。
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| 栽培用具 | 15:44 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑