園芸でちょこっと科学

種、大好き。極小ベランダで野菜栽培。冬トマトができたらいいな。

2009.08.13.Thu

ジャガイモ:本『ジャガイモの花と実』

7月末にはすでに発刊されておりましたんですが、ご紹介が今頃になりました。このブログを始めるきっかけにもなりました本です。
装丁は、街屋の平野孝典さんです。上方にあります北海道の雄大なジャガイモ畑の写真撮影は西川浩司さん。ぴかっと明るい表紙が気持ちいいです。
左下の丸い枠は、ジャガイモの種。この種は、北海道の宗像利忠さんが送ってくださったジャガイモの実からとった種です。それを平野さんにお送りし、平野さんが撮ってくださったものだと思います。こんなに小さい種なのに、とてもきれいに撮れています。すごいです。

じつは、平野さんからこういう種のような小さいものを撮影するときの方法を教えていただき、私もまねして種の写真をとりました。
それは、こんな装置で撮影するのでありました。
ライトボックスという四角い箱があります。ライトを下からあてて明るくする装置。絵をなぞったりするときに使います。この上にトレーシングペーパーを何枚か重ねて置き、その上に種を置いて撮影します。なおその際、フラッシュは使わず、明るい場所で撮影するといいんだそうです。(定規が置いてあるのは、紙が飛ばないように重しがわり。)
こうすると、種が立体的に撮影できるとのこと。トレーシングペーパーは、下からの明かりの調節用とのこと。

この方法をまねして撮影してみたのが、こちらです。
私にしては、上出来。
他にもこの方法でこちらのブログの写真にております。
これ、なかなかいい感じにできてうれしいです。

平野さんは、他にも、「インクがはみ出さずに定規で線を引く方法」だとか、「豆の育て方」に、「豚の角煮の作り方」などなどもおそわっております。

そうそう。この本の裏表紙がふるっておりまして。
ジャガイモの文字が、実物のジャガイモを一個づつ並べてかたどってあるんです。
なんともしゃれてます。平野さんの心意気なり。

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2009.07.06.Mon

『ジャガイモの花と実』:そのちょこっと紹介

ブログ「園芸でちょこっと科学」をはじめるきっかけになったのは、『ジャガイモの花と実』(板倉聖宣著/福音館書店/現在絶版)という本の新版を仮説社さんがお出しになるということで、その挿絵をかくことになり、植物栽培が苦手な私なので、なんとかたのしくなりたいなあという思いから始めたブログでした。
おっかなびっくっり植物を育てつつ、その様子をブログに書きつつしていたら、いつのまにか植物栽培がたのしくなって、本の絵もゆっくりですが、夢中になってかいておりました。
たしか、このお話いただいたのは去年の5月だったので、それからもう一年あまりたってしまったことになります。ずいぶんと時間がかかってしまいましたが、このほどようやく発刊のはこびとなり、今月25日に出来上がる予定とのご連絡をただきました。

これに先立ち、ブログの「園芸でちょこっと科学」の記事の一部が月刊雑誌『たのしい授業』7月号(仮説社刊)に掲載されました。
当ブログの記事のうち、種から育てたジャガイモの栽培記録の部分が5ページ分になって収録されています。
編集してくださったのは、仮説社編集部の増井淳(ますい あつし)さん。
私のつたない文章の間違いも正して、うんと読みやすくしてくださいました。ブログは写真がありますが、本では、その写真が入らないので、その部分を補うよう編集してくださっています。
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ところで、ジャガイモ。じつは食べるのはあまり好きじゃなかったんです。粉っぽいし。もさもさするし。母が畑で作ったのを送ってくれるのですが、あまり食べずにほっとくもんだから、芽が出てしまったり、腐らしたり。
でもでも、ある時煮方をかえたら美味しいんだと気がついたんです。今まで煮すぎてたんですね。やっと火が通ったくらいで加熱をやめると、しゃきっとして美味しい。「へえっ?!こんなに味が違うんだ」って思いました。
同じものでも、煮方(見方)を変えると、ちがってみえることがある。
なんだかそんな感じがしてうれしくなりました。

『ジャガイモの花と実』の本。
私は、初めてこの本を見たとき、図鑑かなあ、勉強っぽい固い本みたいなタイトルだなあと思いました。読んでみるとちがってました。「名前を覚える植物の本じゃなくて、植物を性質をたのしむ本かも。それに植物の話から、そのうち人間ってなかなかやるもんだなあー」って元気になれる感じがしました。ものの見方がかわる本かもしれないと私は思うのですがどうでしょう。
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今、『ジャガイモの花と実』の絵は全部CDにして仮説社さんにお送りし終わっています。でも、まだ机のまわりには資料やら本やら描いたものやらがいろいろありまして。
編集部の増井さんが集めてくださった資料や本、板倉先生からお預かりした本、お原稿、宗像利忠さんからお送りいただいたジャガイモの種、中一夫さんが作ってくださったジャガイモに関する本のリスト、いも類振興会の堀尾英弘様から頂いた資料とパンフレット、友人が持ってきてくれたインカのジャガイモの記事が載った新聞、などなど。

一方、ベランダはますますうっそうとしたジャングル。
縦に伸び、
横にも伸び、
新しく芽ぶいているものあり。
足の踏み場もないほど繁り、洗濯物干しスペースだってあやういというのに、なぜか豊かな気持ちです。
それは、「食料が育っているからでしょ」ってつっこまれそうですが。

また、いろんな方々の園芸ブログを拝見させていただいて、植物のたのしみ方をおそわりました。そうそう、栽培方法も、食べ方も。

うん、そうだ。こうしたいろんなお世話さまのお陰様にて、ジャガイモの本の絵がたのしく描けたんじゃないかなあと思うんであります。なんかうまくいえなくてすみません。どうもありがとうございます。
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あ、ジャガイモの種、まだ少し残ってたんでした。地面があったらなあ。
そうだ、野生のジャガイモを一度みてみたいなあ。南アメリカまで行く?

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2009.04.17.Fri

ジャガイモ:一部を撤収

ソラマメに続き、水耕栽培していた実生のジャガイモも一部撤収です。(12日の出来事)
左端の実生ジャガイモの根を真っ黒にしてしまい、こちらも栽培を終わりにしました。
全身像はこんなです。
ジャガイモの芋もちいさいけどいくつかできてました。
レンジでチンして食べてみたら、水っぽくもなく、ちゃんとジャガイモの味がします。
もっとしっかり栽培したら美味しいのができるんだろうなあ。

かくして、苗はあと2本のみ。すっごいアブラムシ攻めにあっておりますが、もうちょっと観察を続けるつもりです。できたらお花を咲かせたいんだけど、こんな横着栽培ぶりじゃあたぶん無理だろうな。

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2009.03.29.Sun

実生ジャガイモ:ジャガイモはできるかの実験結果

この前の装置で栽培していた実生ジャガイモです。
こんな容器でも、ジャガイモができたらいいなあと思って育てておったわけですが、今朝これをのぞいてみたら、一株だけ液肥入りの水をうっかりやり忘れてしなびてしまっていたのを発見。
ガガーーーーン。反省、反省、すまん、ごめん、もうしません…。
仕方がないので撤去作業を始めたら、ハイドロボールの中でこんなちびっこいイモがついてたんです。
根っこの上にある四角く見える白いのはスポンジというかウレタンで、

その上にわずかポチッと白いものがあるのがご覧いただけるでしょうか。

下がその拡大です。
まさかねー、こんな装置でほんとにイモができるとは。
うひゃーって、うれしくなっちゃいました。
しかしこれ、食べるにはこんなちびっとじゃなんなんですがね。
まあ、なにはともあれ、予想があたったということで、めでたしめでたし。

さて、残るは3株のみ。今度こそだいじにしなくっちゃ。
それでですねー、できましたら、もうちょっと大きめのお芋を希望いたします、お芋のカミ様、サンタ様。

…というわけで、私、ともこはここに誓います!
液肥入れを絶対忘れません。

たぶん忘れないと思う。
忘れないんじゃないかな。
ま、ちょっと覚悟はしておいてくださいまし~♪

これじゃまるで関白宣言。
たぶん浮気はしない~♪
しないんじゃないかな…

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2009.03.18.Wed

ジャガイモ3:水耕栽培ジャガイモVSアブラー

観察用(あわよくば食用)に育てておりましたジャガイモ。
一つは、種芋を水耕栽培にして、もう一つは種を発芽させたものを土栽培と水耕栽培の2種類で育てておりました。その後の様子です。

 種芋の水耕栽培
キッチンに置いてあったジャガイモに芽が出ました。それをいくつかに切り分けて、パーライトとバーミキュライト、ハイドロボールにそれぞれ植え込み、その上から薄めた液肥のハイポニカをドバーッと流し込んで一丁上がりっ!
こんな超おさぼり水耕栽培でやってみました。

両端がそのジャガイモ。
真ん中はセリです。
水色の物は、キッチンの水切りネット。植え替えたくなった時に、ひょいと持ち上げてとりだせるようにと思いまして。

(撮影:08.12.13)
そんなテキトーな扱いでも、これぐらいにはなんとか生長してくれました。
しかし、ものすごい数のアブラ虫軍団が日ごと攻め入り、ベランダ床がアブラ染みを描く始末。

このままでは全滅するにちがいなく、とりあえず一株だけ土栽培に移行。
それが下の写真です。
(撮影:09.1.25)
しかし、このもしもの時の保険用にとっておいたはずの土栽培ジャガイモにまで、あのアブラーの毒牙に…。

しかも、寒空曇天続きのこれでもか攻撃にあい、苗は細り、傾き、しだいになえていったのであります。

それでも、ジャガイモ苗はかろうじてまだもちこたえておりましたものの、ついに私めが耐えかねて降参。

泣く泣く撤収。即、消毒(といっても、お湯をまいただけですが)。
(撮影:09.2.19)
ジャガイモを植えてから苦闘2ヶ月。
ベランダも植物も私の手もアブラまみれの地獄絵にございました。

ところで、苗を捨てようとひっこ抜いたら、なんと、こんなちっちゃーいジャガイモができておりました。茎だの葉っぱは虫食いやら油てかてかで相当無惨な姿にもかかわらず、地下ではこんな白くてつるりとしたジャガイモを蓄えていたんですなあ。びっくりです。
さて、このちびっとジャガイモさんをばお皿にのせて、ラップでチーンお料理。

ほおばると、水っぽくて、柔らかくて、ぴちゃっとつぶれます。
でもちゃんと新ジャガの味でありました。

なんかうれしかったなあ。

 実生ジャガイモの水耕栽培組
さて一方、こちら種からの水耕栽培組。左側4個は500ミリのペットボトル液肥育ち。右下に一個だけバーミキュライトに植えた底面給水ものがありますが、これは間もなく衰弱して没。

実生のジャガイモを土で栽培したものは、なぜかしょぼしょぼとした姿になり全滅しています。つまり、うちのすべてのジャガイモ栽培で生き残っているのは、下の4本の液肥のみの水耕栽培組だけとなりました。(撮影:09.2.19)
苗が大きくなったので、ペットボトルを上の2リットルのものに変更。
こんな装置でいいんでしょうか?
私の予想では、この茶色いハイドロボールの中にジャガイモデンプンができる、…はずなんすけどぉ。やっぱ、土の部分が少なすぎますかねぇ。
ベランダ菜園 ベランダーのつぶやきさんで、ベンキョウさせてもらっておるんですが、なんせ劣等生なもんですから、知識も自信も皆無でして…。
こんな装置ぐらいしか思いつかないんであります。とほほ

 思うこと
現在、上の水耕栽培組も、あんにたがわずアブラーの猛攻撃を受けまくっております。またもや毎日セロテープ粘着作戦にて、必死の攻防中。
こうも激しいアブラ虫の猛攻にあうところをみると、畑で普通に栽培している場合でも同じように、いやそれ以上にアブラムシだらけになるはずですよねえ。

ってことは、畑で栽培しているときというのは、アブラ~に攻められ、地上部の葉っぱや茎がガタガタになって朽ち果てつつも、一方の地下では、ジャガイモデンプンをせっせと蓄えている。

そして、地上部が攻撃に敗れ、ばったりくずおれる頃に、地下部門では、めでたく収穫にいたる、ってことになるんでしょうか?
そう考えると、ジャガイモを植えるなら、虫がついても気にせずにほっぽっておける、ひろーーーい地面が必要なんだよなあ、きっと。
それと、日当たりですな。
当方南向きベランダですので、秋から冬ぐらいしか日照たっぷりになりません。
うーん、むずかしい。
 そもそも、ジャガイモの絵を描くのが目的だったのですが、栽培し始めたら情がうつったんですかね。いいえ、ただの食欲ですな、こりゃ。
ともかく、なんとか収穫してやりたいヨクボーがむくむくしておりまする。
あ~あ、地面とお日様、ほしいなあ。
なんだかちーとばかりさびしゅうございます。

ともあれ、今後、このペットボトルプランタージャガイモ4本君が、小さいイモでも作ってくれるまで、なんとか一人前に育てあげてやらにゃあなりますまい。
そうなったら、もちろん食べますぞ~♪♪

【追伸】
じつは実生ジャガイモの根っこを絵に描く予定だったんです。ところが、土のやつは全滅して、水耕栽培のみが生き残り、その根っこを描こうとして、ガクゼンとしました。
土の場合と水耕栽培のときとでは、
ぜんっぜん形状がちがうってことを忘れてましたあ!!ガーーーーン
私ったら、水耕栽培の根っこ描いてどうしますのじゃ。土のじゃなくちゃいけないのにー。
あとの祭りでございます。
こうなったら、ウソの絵かいちゃったりして。(バレますって)

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