2010.08.30 Mon
つるなしインゲン ジャンビーノ:種まきの受難
最初、ヤシの実チップのベラボンにまいたけど腐って没。土にまいてもこれまた腐って没。結局、容器に水を入れスポンジの上におき、上から軽くラップをかぶせたらなんとか発芽してくれた。

しかし、このままでは根っこが太すぎてウレタンにうまく根を張らせることはできないので、発根した種を2種類にわけることにした。1つは土の入ったポットに移植。もう1つはベラボンに埋めみとりあえず水耕栽培にし、落ち着いたら土栽培に変更しようというのだ。
まずは、ベラボンに移植したものが発芽した。しめしめ、うまくいったぜ。

これをさっそく土に植えかえておいた。
さて数日後。ぼちぼち本葉が出る頃じゃと見れば、

なんと、先端の生長点がないっ! 先っちょがふにゃーっと衰弱しているではないか。
だが、あいにく用事で家を空けることになり、この先端消滅事件はそのままにして留守にしなければならなかった。
帰宅して見ると、

なんと、双葉の両脇からそれぞれ本葉が出ているんであります。
比較のために、こちらをご覧くだされたし。
これはベラボンで水耕栽培している苗の方です。

本来はこういうふうに真ん中から茎が1本のび、両側から本葉が出てくるものなんでしょうねえ。
だけど、先ほどの先端が欠けてしまった苗は次なる手段として、双葉の脇から新たな芽を出してきたということのようです。いやはやびっくり。
そして本日。くだんの先端欠け君は元気に本葉を繰り出しておるようです。

こうしてみると、わざわざ摘心し枝数を増やして育てるバジルみたいな感じもしますな。
これって怪我の功名とやら? おかげでたくさん実がなったりして。
ところで、こうして何度も種まきを試みておるわけですが、難しい発芽時期を脱してなんとか育っているのはこの上の写真にある2本だけなんです。
残るは、下の土に埋もれているこの4個だけ。

これなんか腐ってそうだし、 | 緑色になったけど双葉が持ち上がってこないし。 |
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あ~あ、この暑さに泣かされますわ。
ところで、このつるなしジャンビーノは「種まき後55日前後で収穫」と種袋にうたわれていました。
で、わがベランダで種まきをスタートしたのが今月の14日。それから発芽問題で右往左往していたら、もうじき9月ですってさ。種まきしてるだけでもう半月も過ぎてしまっておったわけです。
ま、種はまだあるんだし、今度は涼しくなってから種まきしてみようかなあ。
でも、そうしたら冬になっちゃうよ。
まさか、発芽するのしないのというスリル満点の「種まきだけ楽しんで55日でおしまい」、じゃあないだろうねぇ。
【番外】
早朝、ミニキュウリのネットにトンボが止まっていた。もう秋だろうか。


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