ナスの
ロッサビアンコと
カプリスという2種類を育てていますが、〈どちらがどう美味しいのだろう〉な~んてことが気になっています。
こちらがロッサビアンコ。白っぽい、ところどころ薄紫のナス。

そしてこちらが、カプリス。紫と白のしましまです。

いえねそれといいますのも、畑をやっている友人(うちで育てた苗をもらってもらっているのです)によれば、ご近所さんなどにこのカプリスをお裾分けしたところ、たいそう喜んでもたえたそうなんです。「油で料理すると、とろっとして美味しい」とのことでした。
そうそう、私もそんなふうに思いました。
一方、ロッサビアンコ(白っぽいやつ)はあっさりしてるといいますか、クセがないといいますか、そんな感じ。うーむ、いまひとつ美味しさがわからず、残念な気持ちでおるのです。かわいくないなあ、と。
それがきょう(8/20)、あっさり翻りました。じつは、当ベランダを取材におこし下さった(株)ユニット様のインタビュアーさんが、ベランダのナスをオリーブオイルでソテーしたのを、それぞれお召しあがりになり、「ロッサビアンコはあっさりしているし、ナスっぽくないかもしれません。でもこれがかえって意外で美味しいと感じます。ロッサビアンコは塩で食べると美味しい。カプリスはしょう油が合いそう。」とおっしゃってくださったのです。あっ、そういえば私、ロッサビアンコもしょう油で食べていました。だから、なんだかその魅力がわからなかったんだなあ。
原因は、調味料にあったか、と合点がいったしだい。わーい、なんだかロッサビアンコが可愛くなりましたです♪
この日、取材してくださったみなさんをこっそり落書き。ベランダで収穫したナスを調理してお皿に盛りつけました。それだけじゃあさびしいので、青シソもとり、味噌をつけたおにぎりに巻いて焼きおにぎりも作りました。
こちらは、そんなこんなのおぼつかない調理のものを撮影してくださっているところ。

こちらは、在庫の種の袋を並べています。インタビュアーさんは、水耕栽培に使う穴鉢(あなばち)も撮影していらっしゃいました。

テレビのご用事で、種をテーマに番組をお作りになるということでしたが、インタビューしていただいて即答できなかった質問が2つあります。
その1:「種の魅力ってなんですか?」
その2:「ベランダで水耕栽培するといいことって、どんなところですか?」
むむう…今考えてみると、
その1の種の魅力は、「見たことも食べたこともない植物に出会える」ことだろうかと。海外の種はもちろん、国内の野菜でも知らないものがいっぱいです。そのお国(あるいは地方)の食べ物を眺めつつ味わえるたのしみ、かなあと思ったり。
その2の水耕栽培については、ベランダでは土を処分する場所に困るけど、水耕栽培はほとんどが水なので楽ちん。そして、ペットボトルで空芯菜が育つし、ゴミ箱サイズの鉢ならトマト1株をけっこうな大きさに育てることができるとか、そんな小さい容器でもなんとか収穫できるのがうれしいかなあ、と。
うーん、でもなんだか充分いいつくせた感じがせん。なかなかに深いテーマであります。やっぱり即答ができませんわあ。
【追記】
今年は海外の種じゃないトマトを育てましたらば、ずいぶん楽に育てられることに感心感動しました。草姿がコンパクトだったり、根元からすぐ実がついてくれたり、病気に強かったり。日本の種苗屋さんの研究の賜なんだなあ、と知りました。うんうん、種から育てるって、あれやこれやお勉強になってるかも~。
【さらに追記】上記のイラストにつきまして。最初にアップしていたイラストを、先ほど新たに別のイラストに差し替えました。「ありゃ? なんかこの前見た絵とちがうぞ」とお思いくださったかもしれません。新しい方のイラストがじつは原画です。パソコンの不調で紛失してしまい、急きょ思い出しながら描いたのが最初にアップしたイラストです。その後、原画を見つけることができましたので、差し替えました。
とんだことで、びっくりなさったかもしれません。どうもすみません。(記:8/24 ともこ)