園芸でちょこっと科学

種、大好き。極小ベランダで野菜栽培。冬トマトができたらいいな。

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冬越しのトマト フーミンさんの実験

トマトは多年草というものだそうで、暖かいところでは翌年までも枯れずにいるものなんだそうです。ためしに私、昨年秋から挑戦してみましたんですが、実が数個できたあたりで枯れ始め今年の2月でおしまいになっちゃいました。
(そのときのブログ記事→「謎のトマト:イエローゼブラは何者?」)

そのトマト株は、友人のフーミンさんがやっている畑のこぼれ種から育ったものだったんです。畑ですからいろんな品種のトマトの交配が作用したのでしょう、うちでとれたそのトマトの実は、だいぶ変わった実になりました。(撮影:2016年2月19日)
冬越しのともこのベランダ 黄色しましまトマトの実

この実の切断面と試食した感想。
美味しくはなかった黄色しましまトマトの実

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ところで、そのフーミンさんなんですが。去年の秋に、ご自分でもこぼれ種のトマト苗をおうちに持って帰って育ててみることにしたんだそうです。それがまあすくすくお育ちだったようで。

ころは、2015年12月24日。真冬だというのに、お元気ピーンな株姿なのでした。すげー! (撮影はフーミンさん。)
2015年12月24日 フーミンさんのトマト水耕栽培

フーミンさんはこのときが初めての水耕栽培なんだそうですが、装置をこんなふうに工夫なさってました。(フーミンさん撮影)
2015年12月24日 水耕栽培の根

支柱は、結束バンドで固定。さすが農園主。しっかりした材料をお使いで。私なんてただのビニールひもですからねえ。
根元はストッキング状の生ゴミ用ネットでおおい、根が養液につく程度の高さでぶら~んと上からつり下げています。この栽培方法ですと、養液がなくならないよう常に観察し補充するのが大変だったとか。

いやあ、そりゃあもう、こんなちょっぴりの高さですもんねえ。たいそうお手間だったことでしょう。
根が空気にふれるよう、しかも養液も吸い取れるようにとの配慮のたまものと拝察いたします。

2016年5月26日 この日たまたまフーミンさん宅をおたずねしたら、くだんのトマト株は無事めでたく冬を越し、すでにお庭に引っ越しなさっておられました。 
2016年5月26日 お庭に植えかえた冬越しトマトの株
なーんかあたりの植物ともなじんじゃってる感じです。はじめからここで育ったみたいに。でも、水耕栽培から土栽培に変更してるんですよね。それでもちゃーんと育ってて、花が咲き、実をつけてました。

2016年6月26日 あれま、さらに実がふえ、もう赤くなってました。
2016年6月23日 植えかえた冬越しトマトの葉の変化
葉の色にご注目くだされたし。実が集まって房になっているところを境に、葉の色が異なっているのです。

フーミンさんのお話では、下のほうの黄色っぽくなっているのが去年までの葉で、その上の緑色の葉が今年になって生えてきた葉ではないかということでした。
へーっ、おもしろいなあ。冬を越すとトマトは、こんなふうになるんですねえ。

そして、帰りにその冬越しトマトの実をお土産にいただきました。すっごい貴重品!
16年6月23日 冬越しトマトから収穫した実
しかも美味しいのだ。甘さも酸っぱさもしっかりあるんだもん。ともこベランダのイエローゼブラとは大違いでしたぞ。

それにしてもこの冬越しトマト君、実がハート型のようです。ちょっと珍しいかも。フーミンさんは、ご自身が去年植えたトマトにはハート型になるものはなかったといいます。はて、どんな品種なんでしょう?
もしかして、新しい品種を開発しちゃったかもですぞ。ワクワク♪

さて、家にもどり、なんとなーくベランダのトマトをながめてましたらば。これが目にとまりました。
ともこのベランダでできているMr.浅野のけっさくの実
ハートじゃん。これ、中玉のMr.浅野のけっさくなんです。

あ、そういえば去年、うちで作った苗をフーミンさんにもらってもらったんでした。ひょっとして、あの貴重品種の冬越しトマトは、浅野さんかも~。ありゃ、大発見じゃなかったかも。確かなことは、遺伝子でも調べてみないとわからんのでしょうけれど。

でもでも、お美味しかったですもん。これが一番気がかりでした。
しかも冬越し。これぞ手塩にかけたってやつでありましょう。フーミンさま、どうも、ごちそうさまでした!
で、(ちゃっかり)、来年もひとつ、こんな美味しい実をいただけますよう、よろしくお願いもうしあげますです!

【追記】
〈水耕栽培でトマトなどの実物野菜を育てる場合、液肥は、一般に販売されている液体肥料ではなくて「ハイポニカ」や「大塚ハウス」という特別の液肥じゃないとうまくいかない〉というような記述を、ネットなどでみかけます。けれども、このたびのフーミンさんの冬越しトマト栽培では、たしか普通の液体肥料(ハイポニクスかな?)でした。
なかなかに興味深い結果です。あんがい、普通の液肥でも問題なかったりして、なーんて思ったり。

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| トマト | 14:35 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

冬越しのトマト苗。
室内で育てれば、冬も越せますよね~

でもウィルスフリーを望むなら、やはり種まき・苗の購入ですね!

新品種かも!?
育苗法で、特許が取れるかも?

ポチ、ポチ、っと!

| kasugai90 | 2016/06/30 22:55 | URL | ≫ EDIT

kasugai90 さんへ

そうですね。トマトの冬越しができた友人宅は、冬の室内の日当たりがいいんだと思います。
私は、甘トウガラシの株の冬越しもためしてみたことがあります。葉をとって茎の棒だけにして暖かい室内においといたけど、枯れちゃいました。むずかしいもんだなあと思いました。

「新品種…育苗法で特許!」ときましたか。おー、さすが、いろんな資格のお勉強をなさってるkasugai90さん。
ワハハ、そうなったら、すごいですよね。
多くの人がまねしてうれしくなるような栽培方法が見つかるといいなあ、と思ってます。

| ともこ | 2016/07/01 19:43 | URL | ≫ EDIT















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